仕事を決めることができないのはなぜか。

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仕事を決めないでも、なんとかなる環境があるからでしょうね。

でも、そんな悠長なことを言っていられないとのこと。

ですが、ご本人もお気づきのように
自分がやりたいと思ったことには
ちゃんと打ち込めるものです。

就職活動に足りないものはメリットですね。

行動を起こせば、しっかりと見返りのあるメリット。

何かやりたいこと、目指しているものがあるのなら
就職をすることにメリットが出てくるでしょうが・・・。

それもないようなので、難しいですね・・・。


そこで、次に考えられるのは・・・


今の状況は行動を起こそうにも
思考が先行している状態にあります。

思考が先行しているため
頭であれこれ考えてしまい
行動が阻害されている状態です。

これを行動先行型に変えるようにしましょう。

どうやって行動先行型に変えるのか。

それは、小さな行動でいいのでアクションを起こし
そこから気持ちを上げていくようにします。


たとえば・・・

毎朝、マラソンをしようと決めたはいいが
実際に朝になってみると、やる気が出ない。

そのような場合の対処法として。

「走らないといけない」と考えると、
気持ちが萎えてしまいがちですが、
それを「とりあえず靴紐まで結んでみよう」と
考えてみるのです。

ここで大事なことは
「それならできそうだ」と
思える行動を取り上げることです。

そして、実際、そこまではできるものです。

すると、人は賢いもので、靴紐を結めば、
ついでに外まで出てみようとします。

そして外に出て気持ちのいい朝日を浴びれば、
ちょっと歩いてみようかなと思うものです。

そして、少し歩いていると、どうせなら、
きっちり走ろうと気持ちが出てくるのです。


このように、少しずつ目先の行動を設定して
とりあえず、そこまで実行してみるのです。

名づけて「はじめの一歩大作戦」です。笑


このようなことが、なぜ起こるのかといいますと
人は無意味な行動を嫌います。

靴紐を結んでまた脱ぐような行動は意味がありません。

自分の行動にメリットを与えようとします。

靴紐を結んで外に出る。

外に出て何もしないわけにはいきませんので
とりあえず、歩いてみる。

歩いてみると、少し走ってみようという気持ちになり
結果、走っている自分がいるわけです。


一つ一つの行動の積み重ねが
本来の目的である行動に結びつき
自己満足(メリット)が得られるというわけです。


仕事をしたくない、勉強をしたくない
外に出るのが億劫だ。

そんなときも同じです。

とりあえず、机に座る、
とりあえず、服を着替える。

するとその行動に意味を与えようと
次の行動が勝手に引き起こされるのです。


今回の就職活動では
とりあえず、検索サイトで
「就職」の文字を打ち込んでみては
いかがでしょうか?

そして、どこか一つだけでも
エントリーしてみるのはどうでしょうか?


◆ まとめ

どうやって行動先行型に変えるのか。

「それならできそうだ」と
思える行動を取り上げる。

少しずつ目先の行動を設定して
とりあえず、そこまで実行してみる。


人は無意味な行動を嫌い、
自分の行動にメリットを与えようとする。

その行動に意味を与えようと
次の行動が勝手に引き起こされる。

一つ一つの行動の積み重ねが
本来の目的である行動に結びつき