マイナス思考の仕組み
明確な意図を持った行動または動作、知覚状態にはあるが能動的でない行動または動作。意識は覚醒しているが認識していない無意識な行動または動作、潜在意識・不随意意識・知覚意識。
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物事には二つの捉えようがあります。

いいように捉えるか
悪いように捉えるか。

プラス思考とマイナス思考です。


新しいことを何か始めようとするとき、
あなたなら、どう考えるだろうか。

「必ずできる」と考えるか、
「できるわけがない」と考えるか。


「協調性がない」といわれたら、
あなたはそれをどう捉えるか。

「個性の強い人間」だと捉えるか、
それとも、「社会不適応な人間」だと捉えるか。


物事をどのように捉えるかで、
その人の人生や、
些細な感情さえも変わってきます。


この物事の捉え方の違いは
どこからくるものでしょうか。

性格の問題じゃありませんよ。

これも強化随伴性によるものです。

つまり、
メリットがあるかないかです。


ここで一つ質問です。

あんたはプラス思考ですか?
それとも、マイナス思考ですか?

おそらく、マイナス思考の方が
多いのではないでしょうか?

その理由を少し述べてみたいと思います。


プラス思考とマイナス思考
どちらの思考に基づき行動するか。

そこが鍵です。

プラス思考に基づき行動を起こし
そこにメリットを受けることができれば
プラス思考が出来上がります。

新しいことを始めるにあたり
「絶対に成功する」と考え行動を起こし
実際に成功すれば、
その人の後々の人生もしっかり
プラス思考で維持されることになります。

逆に、マイナス思考は、
新しいことを始めるにあたり、
「不安だ」「駄目だ」「無理だ」
「うまくいくはずがない」
そう思いながら行動を起こし、
そこにメリットを得ることができれば
マイナス思考の出来上がりです。


マイナス思考がやっかいなのは、
行動を起こした結果、
うまくいってもいかなくても
メリットになることです。


マイナス思考に基づいて
行動を起こした結果、うまくいった。

うまくいけば、メリットです。

初めに思っていた
「不安だ」駄目だ」「無理だ」
そんな一連のマイナス思考は
取り越し苦労に終わった。

でも、その取り越し苦労のおかげで
うまくいったと学習されてしまいます。


うまくいかなくてもメリットになるのは、
「駄目だ」「無理だ」と思うことで、
あらかじめ傷つく度合いを下げてくれます。

無理だと思っていて、
本当に無理でも正解です。

「やっぱり」と諦めがつきます。


また、鼻からマイナス思考でいれば、
プラスになったときに
大きなメリットが受け取れます。

無理だと思っていたものがうまくいけば、
それだけ喜びが大きくなります。


このように、マイナス思考は
いろんな形で学習されやすいのです

メリットな面がたくさんあるのです。

マイナス思考の人が
世の中に多いのはそのためです。


マイナス思考で行動を起こすと、
それだけメリットを受けやすい。

あなたがマイナス思考なのは、
性格の問題ではありません。

今までどのような思考に基づき
行動を起こしてきたのか、
その結果なのです。


プラス思考に変えたいなら、
プラス思考に基づいて行動を起こし、
メリットを得ること。

そうすれば、あなたも
プラス思考の人間に生まれ変わります。


まとめ
 
マイナス思考がやっかいなのは、
行動を起こした結果、
うまくいってもいかなくても
メリットになることです。

マイナス思考に基づいて
行動を起こした結果、うまくいった。

でも、その取り越し苦労のおかげで
うまくいったと学習されてしまいます。


うまくいかなくてもメリットになるのは、
「駄目だ」「無理だ」と思うことで、
あらかじめ傷つく度合いを下げてくれます。

また、鼻からマイナス思考でいれば、
プラスになったときに
大きなメリットが受け取れます。

マイナス思考で行動すると、
それだけメリットを受けやすい。

マイナス思考の人が