目的・目標を失ったときどうするか
成功したことがない人が書いた成功法則、そもそも成功とは何だろう。巷間あふれる成功法則、自己啓発本にあなたは違和感を感じていないか。人間は環境の生き物である。意志や選択、意識すると言うことはどういうことだろう。
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定年をむかえ、隠居生活を迎えるにあたって
生きる望みを失う人がいます。

子育てを終えて、何もすることがなくなった主婦が
生きていくことにむなしさを感じることがあります。

多くの人が、それまでの環境が変わったとたんに、
生きる目標を失い、生きることが辛くなることがあります。

周りは趣味でも何でも見つけて
何かを始めればいいと言います。

しかし、何かを始めようにも
何もやる気が起きない。

かといって、毎日だらだら過ごしているのが嫌で仕方ない。

「このままではいけない」
そんなプレッシャーだけが自分の中に込み上げてくる。


仕事をしているときは、
ボケーっとしていられる時間がほしいと思っていたのが、
実際に目の当たりにしてみると、
これが非常に苦痛なのです。

日に日に増す重圧が嫌でたまらない。
そんな毎日を送っている。


こんな人は意外と多いものです。

現代社会の象徴ともいえる人たちかもしれません。

現役の頃はバリバリ仕事をこなし、
目的を持って生きてきたはいいが、
目的や目標を失ったとたんにつまずく人たちです。


多くの人は、目的、目標を見失うと、
何をしていいのか分からない。

何もしなくてもいいと言われても、
それは苦痛でしかない。


人は環境からの見返りで生きています。

環境が望む生き方がそこにあって
生きていけるのです。

目的や目標も、
環境側の見返りを受けて作られます。

今、目的や目標が見つからないのは、
今いる環境があなたに何も望んでいないということです。

今の環境はあなたに何も与えてくれない。

だから今のむなしい自分がいるのです。


つまり、あなたが今しなければならないことは、
今の環境から抜け出ること。

今いる環境の中で必死になって
無いものを探そうとするのではなく、
自分に見返りを与えてくれる環境に身をおくことです。

今の環境に身をおいていても
環境は何も応えてくれません。

あなたに何も求めてはくれません。


新たな環境に身をおくこと、
そこに新たな見返りが生まれます。


あなたにやる気を起こさせてくれるもの、
それは内なる心にあるのではありません。

外なる環境にあります。

目的、目標を持とうと、あれこれ頭を悩ますのではなく、
新たな環境を見つけに行動することが先決です。

行動を起こせば、新たな環境が作られます。


まとめ

今、目的や目標が見つからないのは、
今いる環境があなたに何も望んでいないということです。

あなたが今しなければならないことは、
今の環境から抜け出ること。

新たな環境に身をおくこと。

そこに新たな見返りが生まれます。


あなたにやる気を起こさせてくれるもの、
それは内なる心にあるのではありません。

外なる環境にあります。

目的、目標を持とうと、あれこれ頭を悩ますのではなく、
新たな環境を見つけに行動することが先決です。