税金が無駄に使われる理由
驚きを見つける技術、詩人の心、謙虚さ、感謝の心、小さな発見、奇跡の気づき、宿りもん、借り物の肉体に間借り、物理的にはその辺の機械のように同じものでありません。例えば3ヶ月前の自分とは物理的には同じものではないですね。しかし今生で乗り換えは叶わないのがルールです。この肉体を自分で好き好んで選んだかどうか身に覚えのある人はいないでしょう。故に悩みは深いと言わざるを得ないようです。来世は誰も知ることはないし前世も記憶になくて当然というのはゲームとして妥当であると言うべきです。いらぬ腹立苦をすなよと申し上げておきます。頭の中、意識の内では様々なことを釣瓶式に思い出しその都度腹立ちを覚えるということがあります。すでに過去の体験で考えるとはカオスから言葉をくみ出すこと、カオスを意識的にかき回すことで思考を活性化できるのです。カオスの中の渦巻き部分に焦点を当て連想をつなげていくことで新発想思いつき漏れをなくすことができます。オリジナリティは無意識のカオスから生まれるのです。
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本日、高額納税者上位100人が発表されました。

それにちなんで、税金に関する問題です。


国民がちょっとでも申告ミスをすれば、
やれ脱税だと大騒ぎするくせに、
その大事な税金を使うとなれば、
これが酷いものです。

搾り取れるものは
きっちり根こそぎとって、
奪い取ってしまえば
あとは好き勝手に使う。

それが今のお国の姿でしょうか。


雇用保険を見てみれば、
失業者の増加で財源が
底をつきそうだと言います。

しかし、本当に失業者の増加が
財源を賄えない原因でしょうか。

むしり取ってきた税金で
採算性のない公共施設を
わんさか作ってきたためでは?

1700億円以上の税金をかけて
日本全国に作った公共施設。

採算が合わないからと
売却するのはいいが、
返還率0,4%と
たったの7億円です。

その事実はどこへやら。

失業者の増加が原因ではなく、
お役人自らが招いた
無駄遣いが原因ではないでしょうか。

その事実は棚上げして
責任転嫁とはご立派なことです。

毎月、きっちり
支払ってきたにもかかわらず
失業保険を6ヶ月で打ち切られ、
身を削る思いで
生活をしている人がいます。

方や、
「予算は使い切れ!」の鉄則をもとに、
搾り取った税金で
自分の身銭だと
考えられない使い方をしている。

綱紀粛正と言いながら
何も変わっていない。

会計検査院があっても
一向に無駄がやむ気配はない。

逆に、会計検査院が各省庁に
裏金を要求している始末?

何を信じればいいのかさっぱりです。



これは何もお役人に
限ったことではありません。

会社の経費だと思えば
何食わぬ顔で無駄遣いをする。

会社のパソコンで
エロサイトや出会い系サイトを
楽しんでいる人はかなりいるはず。

営業車を自分の足代わりにしている人も多くいる。

経費で落とせるからといって
夜の街でお姉ちゃんたちと
楽しんでいる人はたくさんいる。

経費で落とせるとなると
身銭では考えられないようなことをする人は
少なくない。


さてさて、そんな人達が
無駄遣いをしてしまうのは
どうしてか。

金銭感覚がおかしいからだろうか。

いいえ、そんなことはありません。
自分のお金に関しては、
ケチの2文字が似合うほど
きっちりした人たちです。

そんな人がどうして
無駄遣いをしてしまうのでしょう。


答は2つ。

それは自分の腹が痛まないから。
デメリットがない。

もうひとつは、
切り詰めたところで
自分には何の見返りがない。
メリットがない。


これは人間の行動哲学からすれば
当然です。

税金を無駄なく使ったところで
誰かに褒められるわけではない。


常識や当たり前の考え方は、
それ単体だけでは
人に望ましい行動を
維持させる力にはなりません。

その思想を後押ししてくれる
環境がなければ、効果はありません。

自分の周りに褒めてくれたり、
認めてくれたりする人がいなければ
効果はありません。


税金とて同じです。
節税したところで、
浮いた分で温泉旅行に
いけるわけではありません。

逆に、予算を使い切らなければ、
上から何を言われるか分からない。

それに、無駄遣いをして
財政が苦しくなっても
自分たちには関係ない。

手にするお給料は一緒です。

国がどこからか
税金を巻き上げさえすれば
それで済む問題です。

それよりも、
身銭では出来ないようなことを、
税金を使って楽しめるのだから
やめられない。


税金を無駄なく使ってもらうためには、
それなりの環境を整えなくてはならない。

役人に理性やモラルを訴えかけても
馬鹿を見るのは国民です。


ならばどうするか。
そこにメリット・デメリットを
与えてやらなければならない。

公務員だから
国のため国民の利益のために
行動するのは当然だという考えは
捨てなければいけません。

公務員とて人間、
メリット・デメリットで動いています。

公務員の方々に綱紀粛正を望むなら、
そこにメリット・デメリットを
与えなくてはなりません。

それも、細やかな、
個人に帰する見返りを
作るのが大切です。

そのために、まず、
公務員の方々が
税金を無駄遣いしなくなる案を
一般公募すること。

その案が採用されれば、
謝礼100万円。

国はまず、そういった姿勢を
見せてほしいものです。


まとめ
 
無駄遣いをしてしまうのは
自分の腹が痛まないから。

切り詰めたところで
自分には何の見返りもないから。


常識や当たり前の考え方は、
それ単体だけでは
人に望ましい行動を
維持させる力にはなりません。

その思想を後押ししてくれる
環境がなければ、効果はありません。

自分の周りに褒めてくれたり、
認めてくれたりする人がいなければ