罰の限界

罰の限限界
起こることすべてに意味がある。よいことも悪いこともすべては関連し意味がある。今はよいことに思えても、それは本当によいことかどうかわからないものだ。人間万事塞翁が馬である。それほど人生はシンプルではないが、かといって理解できないほど複雑にできているわけでもない。理解できないことは基本的に存在しないというのが人生である。
dシンプルではなCIMG2347いが
リスクを負いながらも、
その人に行動を起こさせるのは、
リスクを負う確率が低いからです。

しかし、それだけではありません。
罰の限界はまだあります。


一つに、確実に罰があるからといっても、
その人に行動を起こさせることがあります。

それは、罰を受けるデメリットよりも、
その行動を起こすことで得られるメリットの方が
大きい場合です。

罰を承知で行動を起こす、というものです。

やくざが報復といって
敵対する組の人間を射殺する。

それは、組のためであり、
そうすることが本人にとって
大きなメリットを生むからです。

罰を受けなくてはならないことも承知です。


その罰では効果がないなら、
更なる罰が必要になってきます。

罰があるのに犯罪が耐えないのは、
一つに罰が軽いということが言えます。


飲酒運転の罰則が先ほど厳しくなりました。
今までなら、少々飲んでも
基準に引っかかることはなかったのが、
少し飲むだけで赤切符。

それも罰金数十万円です。

これにはさすがに
多くの人がひるんだようです。

しかし、おかけで
飲酒運転の検挙者数は
激減したとのこと。

多くの人にとって、
今まで罰ではなかったものが、
こればかりは罰となったようですね。


二つに、罰は罰から逃れる行動を生みます。

罪を犯し罰があるとしても、
人はその罰から逃れる手段を編み出します。

これは人だけではありません。
動物とて同じです。

室内で子犬を飼ったことがある人なら
分かると思いますが、
子犬にトイレの場所を覚えさすとき、
トイレ以外の場所で
子犬が粗相をしてしまったとき
叱ったことがあるはずです。

そうすると、子犬はどうしたでしょう。
罰から逃れる行動をとっていませんでしたか。

隠れておしっこをするようになるのです。
飼い主が見ている前では
おしっこをしなくなるのです。

人も同じで、罰があると
それから回避しようとします。


生ビールを3杯飲んだあと、
帰りの道中で検問をやっていると
知らせが入りました。

さて、どうしますか。

おろらく、全員、その道を回避して、
遠回りしてでも別の道から帰るはずです。


駐車違反でステッカーが貼られていました。
さてどうしますか。

「車を貸していた」といって
言い逃れをしませんでしたか?

人は何とか罰から逃れようとします。


三つに、罰は人それぞれ違いがあります。

罰といっても、
メリット・デメリットと同じ
人によっては罰であったり、
逆にメリットにもなったりします。


小学校のクラスで
生徒が授業中に他の生徒と話をしたり、
歩き回ったりするとのこと。

それを先生が叱ります。
普通なら、その行動はおさまるはず。

しかし、最近の子供は
言うことを聞かないのです。

大人が弱くなったのか、
先生の立場が弱くなったのか、
先生に叱られても、怖くない、何ともない、
そう思う生徒が多いようです。

それでは罰にはなりません。

それに、叱られるといった行為は、
生徒にとって授業を受けずに済む
といったメリットを生むのです。

それに、叱られるというのは、
社会的注目を受けます。

叱られることで注目され
人気が出るということが
集団生活の場では見られます。

そうなると、叱られることは
もはや罰ではなくメリットになります。


また、ある人によっては
罰が罰でないときがあります。

刑務所とは罪を犯した人が
罰として労役にいそしむ場所です。

刑務所の存在は罰とされています。

しかし、刑務所の暮らしがいいといって
わざわざ罪を犯す人がいるのです。

表社会に身よりもなく、
孤独な生活を送らなければならない人にとって、
刑務所は罰ではなくなるのかもしれません。

刑務所だと決まった食事にありつける。
布団もあります。
毎日ではないがお風呂にも入れます。

公園で過酷な生活をするより
刑務所を選ぶ人がいてもおかしくはありません。


本来、人に望ましくない行動を
とらせないために罰を用いるのですが、
その罰の用法には限界があります。

いくら罰を用いても、
そこに抜け道があれば
人はそこをかいくぐろうとします。
子犬でも知っていることです。

賢い人間がたくさんいるなら、
罰で人の行動を制御しようとせず、
メリットを用いて
望ましい行動を維持させることに
頭を使いたいものです。

罰を用いなくてもいい環境を
作ることが理想ですね。

しかし、罰で人を制御する方が簡単です。

簡単であるというメリットがあるだけに、
罰で人を制御しようとする行動が維持されている。
ここも難しい問題ですね。



まとめ

罰を受けるデメリットよりも、
その行動を起こすことで
得られるメリットの方が大きい場合、
人は罰を承知で行動を起こします。

罰といっても、
メリット・デメリットと同じ
人によっては罰であったり、
逆にメリットにもなったりします。

いくら罰を用いても、
そこに抜け道があれば

恋を長く続かせるには

恋を長く続かせるには
神様がいるかいないかを論じるのは誤りです。神様はどこにもいないがどこにでも存在すると考えるのが妥当です。生かされているということがわかれば偉大な何かを感じることができるようになります。すべてのことが、自分の意思ではなく大きな流れの中で決まっていくことを感じることができます。人生において選択は重要ですが、それだけではありません。人は自分の意思で選択したように思っていますが、我々に真の選択権はありません。選んだつもりの宿命人生なのです。
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恋人の仕事振りや、
頼りになるところを見て、
ますます好きになるのは
当然と言えば当然です。

そんなことは誰でも知っていますね。

彼女の優しさに接するたびに
好きになるのも同様。

しかし、マンネリ化してきた恋人達が、
次第に気持が離れていくようなことを聞きます。

すべてを知り尽くし、
空気のような存在になった相手を
好きではいられなくなというのです。

恋のジンクスでは4年が限度。
そんなこともよく聞きます。

そこで、一つ。
そうならないように、
対処法を述べてみたいと思います。


人の感情は環境によって
コントロールされています。

その恋が続くか続かないかは、
相手からの見返りによるということです。

彼氏の仕事振りを見たり、
彼女の優しさに触れたり、
何らかの見返りを受け、
好きという気持ちが
持続していきます。

しかし、時間とともに、
見返りがなくなってくる。

時間とともに好きという気持ちが
なくなっていく。

これは時間がそうさせているのでしょうか?

長年連れ添った夫婦は
長くいすぎたために
冷めてしまったのでしょうか?

そんなことはありません。

銀婚式を迎えた夫婦が
今でもラブラブだといった話は
よくあります。

気持ちが冷めていく原因は
環境からの見返りが減った、
もしくは、なくなったからです。


一定期間過ぎると、
人はお互い対して
「してくれて当たり前」
という意識が芽生えてきます。

恋人ならしてくれて当たり前。
夫婦なのだから当然。
そんな勘違いが
多くの見返りを奪っているものです。

何かをしてもらっても
御礼の一つも言わない。

ご飯を食べに行っても
相手が出してくれて当たり前。

恋人の手前では
全てをさらけ出していいといった
勘違いからくる目に余る行動。

ありえない臭さの屁をこかれて、
そこに羞恥心のかけらもなくなれば
可愛げも何もありませんよね。

その見返りはデメリットです。

男性は、
バレンタインにチョコレートをもらっても、
誕生日や記念日にご馳走を作ってもらっても、
喜びもしなければ、感謝の言葉もなく、
それが当たり前の感覚。

昔なら数多くあった気遣いもなく、
荷物を持って欲しいと頼まれると、
めんどくさそうな顔をする。

「ありがとう」
「おいしかった」
「たのしかった」、
そんな一言が大きなメリットになるのだが、
それすらなくなってしまう。

メリットがなくなれば、
次第にその行動を
持続させていくことは
難しくなります。

そこに付随する気持ちとて同じです。


ならば、
相手の気持ちを
ずっとつかんでおくためには、
常にお互いにメリットを
与え続けなくてはならないのか?

してくれたことには
全て笑顔と感謝の言葉で
応えなくてはならないのか?

いつも笑をとって
相手を喜ばせなければならないのか?

常に魅力的で
たくましいところを
見せていなければならないのか?

与え続けないことには、
その恋は終わってしまうのか?

答えは、そうではありません。


正確に言えば、
与え続ける恋はすぐに終わります。

しかし、
“間欠的に”メリットを与える恋は
長続きします。

以前にも紹介した?
こういう実験結果があります。

2匹のマウスに
レバー押しを学習させます。
1匹はレバーを押すごとに餌が与えられ、
もう1匹は3回~6回レバーを
押すごとに餌が与えられます。

前者のマウスの学習行動は
連続強化といわれるものです。
行動一回ごとに
見返りが得られる学習法です。

後者は間欠強化といわれるものです。
同じ行動を何回か繰り返すことで
見返りが得られる学習法です。

それぞれ行動を学習させたあと、
レバーを押しても餌を与えなくします。
するとどうなるか。

前者のマウス(連続強化)は
すぐにレバーを押さなくなります。
しかし、後者のマウス(間欠強化)は
しばらくの間レバーを押し続けます。


ここから何が分るのかといえば、
常にメリットのある行動は、
メリットがなくなったとたんに
行動を起こさなくなります。

しかし
間欠的にメリットのある行動は、
メリットがなくなっても、
ある程度、行動は持続していきます。

熱しやすく冷めやすい恋をする人は
連続強化で学習された恋をしていると言えます。

いくら燃え上がっている恋でも、
それが連続強化で維持された恋ならば、
見返りがなくなれば
とたんに冷めてしまいます。

自分や相手の気持ちを
長続きさせたいのなら、
メリットを与えないことも
時には大事なのですね。

普段、頼りなくても、
たまに男らしいところを
見せればそれでいいのです。

逆に、普段、
男らしいところを
見せている人は、
たまには失敗をして
茶目っ気をみせるのも大切です。

3回に1回は
感謝の気持ちを込めて
とびっきりの笑顔で応えてあげる。
それでいいのではないでしょうか。

間欠的にメリットを与えることが
恋を長続きさせる秘訣です。


まとめ

自分や相手の気持ちを
長続きさせたいのなら、
メリットを与えないことも
時には大事なのです。





からの引用です。

恋愛で見る感情の仕組み

恋愛で見る感情の仕組み
人は感情の生き物です。電車の隣の席に座ったお年寄りにうっとおしさと敵意を持つか、思いやりを持つかは心の広さだけでなく、様々な要素が関係します。ザイアンスの法則というのがあります。人は知らない人には冷たく、出会いを重ねるごとのに親密になります。知っているというだけで、人はその人に優しくなれ、冷淡な気持ちは起こりません。おたがいに知らないから騒動が起こり戦争につながります。人は皆優しくなりたいと思っても知らない人には冷たくなり悪意どころか果ては殺意まで抱くようになります。恋愛感情の真逆です。
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自分の感情や相手の感情が
どのように成り立っているのかを
理解できれば、
これは大きな力になることは
間違いありません。

そして、実際、理解できているのです。

メリットがあれば
人は今の感情を持続していきます。

メリットがなくなる、
またはデメリットが提示されると
感情は変化していきます。


初めは好奇心で始めたものでも、
いつしかどんどん興味が湧き、
のめりこんでいることはよくあります。

ウィンタースポーツ、マリンスポーツ、
何でも始めは好奇心から始めます。

そこに、メリットが得られれば、
好奇心はふくれ上がり
さらに行動を持続していくことになります。

そして他にもいろんなことに
挑戦していけるようになります。

愉快感情を多く手にしたいなら、
ワクワク、ドキドキ、うずうず、
何か愉快感情があるときは行動を起こし、
そして、行動を起こしたら
しっかりメリットを受け取ることです。

すると、自然と愉快感情の
発生頻度が高まります。

逆に、不快感情があるときは、
行動を起こさないこと。これに限ります。


これを恋愛で見るとよく分かります。

好きという感情をもとに行動を起こし、
その結果、メリットがあれば、
さらに好きという感情が高まってきます。

たとえば、「逢いたい」という
気持ちをもとに行動を起こし、
逢って楽しい時間を過ごせたとします。

すると、逢いたいという気持ちの
生起頻度は上昇することになります。

恋人と楽しいときを過ごしたあと、
家に帰ったとたんに、無性にまた逢いたくなる。
そんな経験はありませんか?

まさに、それです。
メリットを得ると、
その感情の生起頻度が上がる。
ここに恋愛が燃え上がる理由が
隠されているのですね。


好きな人に、誕生日やクリスマスに
プレゼントをする。

これは、相手のとびっきりの笑顔を見たい、
相手を喜ばせたい、そんな思いで
プレゼントをしているのかもしれません。

好きな人にプレゼントを渡すと、
そこで相手が喜んでくれれば、
メリットを得たことになります。

すると相手にプレゼントをするという
行動の生起頻度が増します。

と同時に、相手を喜ばせたいという
自分の気持ちの
生起頻度も増すことになります。

相手のためにと思って
プレゼントをする行動は
自分の相手への気持ちを
強めている行動でもあるのです。


逆に、冷めること、
心変わりすることは
どういう仕組みなのでしょうか。

はじめは好きであったが、
次第にその人への気持ちが冷めていく。

これは、逢いたいという
気持ちをもとに行動を起こしたが、
そこに見返りが得られないときに起こります。

逢っていても楽しくない、つまらない、
そうなると、
逢いたいという気持ちの生起頻度は下がり、
逢うという行動も起きなくなってきます。

一緒にいてもメリットを受け取れない時、
一緒にいたいとは思わなくなる。

これが冷めるということです。

人は、ある感情に基づいて行動を起こし、
そこにメリットを得ると、
その感情もろとも
一連の行動の生起頻度を増します。
逆に、ある感情に基づき行動を起こしても、
メリットを得られない、
または、デメリットを得る。
すると、その感情もろとも
一連の行動の生起頻度は下がります。

人の感情をコントロールしているものは、
環境にあります。


相手の心変わりを責めているあなたは、
自分の行動に目を向けましょうね。


まとめ

人は、ある感情に基づいて行動を起こし、
そこにメリットを得ると、
その感情もろとも
一連の行動の生起頻度を増す。
逆に、ある感情に基づき行動を起こしても、
メリットを得られない、
または、デメリットを得る。
すると、その感情もろとも
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