よく「行動を起こすことが大事」だと、ほとんどの本に書かれています。
「種は蒔かなければ芽が出ない。行動を起こすとは種を蒔くことだ」と
似たような文句を何度も見てきました。
しかし、「行動を起こさなければいけない」と頭では分かっているのですが、
実際に行動を起こす人は少ないと思うのです。
そこで質問なのですが、行動できない人(自分を含めて)には、
何が足りないのでしょうか?
また、行動できるために、どうすればいいとお考えでしょうか?
行動を起こすには何が足りないのか。
やる気?本気?気持ち?
違いましたよね。
何か行動を起こすときに、大事なものは、
その行動を起こすことによって得られるメリットです。
それをまず、明確にしなければなりません。
そして、そのメリットが、その人にとって、
どれだけ大きなものであるか。
そしてそのメリットが得られる
「確率」が重要となってきます。
そして、さらに、
「モノには順序がある」ことも
考慮に入れておきましょう。
できない人というのは、
頭の中であれこれ考えて、
答えを出そうとします。
頭の中で、あれこれイメージを膨らませて、
「やる気」が湧いてくるかどうか
シュミレーションをしているはずです。
そして、そこに大したメリットがなく、
やる気が出てこないために、
何もせずに終了となるのです。
いくら頭でイメージしてみても、
所詮は、空想の世界ですからね。
実際に得られる現実のメリットには及びません。
つまり、頭であれこれ考えて
メリットが得られるイメージをするよりも、
現実で、なんらかの行動を起こして、
メリットを得る方が、
断然、やる気が起こるということです。
では、どのような行動を起こせばいいのでしょうか。
行動を起こすことは、
何もどでかいことをしなければいけない
というわけではありません。
何か興味が持てたら、
それをインターネットで調べてみる。
資料請求してみる。
その程度のものでいいのです。
多くの人は、
何か大きな行動を起こそうとしていませんか?
全てを一気に解決できる行動をたくらんでいませんか?
ものには順序があります。
まずは目先のペンをとってみてはいかがでしょうか。
「書く」というのは、ひとつの行動です。
行動を起こし、そこにメリットが得られると、
さらなる行動が起こります。(以前にやりましたよね?)
「書く」という行動を起こした結果、
メリットを得ると、次への「やる気」がうまれてくるのです。
「書く」というのは、
自分の考えなどを明確にできるメリットがあります。
そして、明確にすることで、
次への行動を起こしやすくしてくれます。
そして、一番重要な役割が、
次への行動を引き起こしてくれる、
はじめの一歩になってくれるのです。
長々と書きましたが、
要は、できるかできないかは、
頭の中で考えるものではありません。
あれこれ頭で考えずに、
まずはペンでも持って自分の考えを明確にすること。
目の前のできることから始めて、
その結果、持続するかしないかです。
簡単な行動を起こして、メリットを得ることで、
自然と次への行動が結びついていくものです。
まとめ
頭であれこれ考えて
メリットが得られるイメージをするよりも、
現実で、なんらかの行動を起こして、
メリットを得る方が、
断然、やる気が起こるということです。
行動を起こすことは、
何もどでかいことをしなければいけない
というわけではありません。
できるかできないかは、
頭の中で考えるものではありません。
あれこれ頭で考えずに、
ペンでも持って自分の考えを明確にすること。
目の前のできることから始めて、
その結果、持続するかしないかです。
簡単な行動を起こして、メリットを得ることで、